釜石市議会 > 2006-06-05 >
06月05日-01号

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  1. 釜石市議会 2006-06-05
    06月05日-01号


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    平成18年  6月 定例会(第4号)            平成18年釜石市議会6月定例会会議録---------------------------------------           平成18年6月5日月曜日--------------------------------------- 議事日程第1号   平成18年6月5日(月) 定例会         午後1時会議を開く第1 本日の会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 議長の報告第4 市長の報告第5 報告第1号 平成17年度釜石一般会計繰越明許費の報告について第6 報告第2号 平成17年度釜石下水道事業特別会計繰越明許費の報告について第7 報告第3号 公用車による人身事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について第8 議案第81号 釜石中妻体育館条例第9 議案第82号 釜石生活改善センター条例第10 議案第83号 釜石漁村センター条例第11 議案第84号 釜石市税条例の一部を改正する条例第12 議案第85号 釜石手数料条例の一部を改正する条例第13 議案第86号 釜石公共牧場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例第14 議案第87号 平成18年度釜石一般会計補正予算(第1号)第15 議案第88号 平成18年度釜石老人保健事業特別会計補正予算(第1号)第16 認定第1号 平成17年度岩手県沿岸第二地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算第17 議案第89号 市道路線の認定に関し議決を求めることについて第18 請願1件、陳情4件                                     以上--------------------------------------- 本日の会議に付した事件第1 本日の会議録署名議員の指名…………………………………………………………4第2 会期の決定………………………………………………………………………………〃第3 議長の報告………………………………………………………………………………5第4 市長の報告………………………………………………………………………………7第5 報告第1号 平成17年度釜石一般会計繰越明許費の報告について……………9第6 報告第2号 平成17年度釜石下水道事業特別会計繰越明許費の報告について…………………………………………………………………………………………………………〃第7 報告第3号 公用車による人身事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について……………………………………………………………………………………………10第8 議案第81号 釜石中妻体育館条例…………………………………………………〃第9 議案第82号 釜石生活改善センター条例…………………………………………〃第10 議案第83号 釜石漁村センター条例………………………………………………〃第11 議案第84号 釜石市税条例の一部を改正する条例………………………………11第12 議案第85号 釜石手数料条例の一部を改正する条例……………………………〃第13 議案第86号 釜石公共牧場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例………………………………………………………………………………………………………〃第14 議案第87号 平成18年度釜石一般会計補正予算(第1号)……………………12第15 議案第88号 平成18年度釜石老人保健事業特別会計補正予算(第1号)……〃第16 認定第1号 平成17年度岩手県沿岸第二地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算………………………………………………………………………………………………………〃第17 議案第89号 市道路線の認定に関し議決を求めることについて…………………13第18 請願1件、陳情4件……………………………………………………………………〃--------------------------------------- 出席議員(25名)                 議長   平舘幸雄君                 副議長  佐藤一夫君                  1番  新里博政君                  2番  小鯖利弘君                  3番  佐々木 透君                  4番  坂本良子君                  5番  細田孝子君                  6番  海老原正人君                  7番  水野昭利君                  8番  両川敏之君                  9番  岩間勘二君                  10番  和田松男君                  11番  菊池 孝君                  12番  菅原規夫君                  13番  山崎長栄君                  14番  川崎勇一君                  15番  佐々木義昭君                  17番  野田忠孝君                  18番  秋元厚子君                  19番  松坂喜史君                  20番  佐野金吾君                  21番  藤井修一君                  22番  平松福一君                  23番  小野寺英雄君                  24番  藤原茂實--------------------------------------- 説明のため出席した者              市長      小沢和夫君              助役      佐野 透君              収入役     桑畑喜一君              総務企画部長  佐々木重雄君              民生部長    野田喜一君              経済部長    佐野善次君              建設部長    岩間正行君              総合政策課長  菊池郁夫君              総務課長    清野信雄君              財政課長    小林俊輔君              広聴広報室長  佐々木 諭君              市民病院                      山崎義勝君              事務長              水道事業所長  芦萱潤一郎君              教育委員長   白木澤孝也君              教育長     河東眞澄君              教育次長    岩鼻 弘君              総務学事課長  山下光一君              総務学事課                      佐藤 功君              指導監              総務学事課                      清水啓之君              主幹              生涯学習                      佐藤恵寿君              スポーツ課長              学校統合                      高田健二君              推進室長              図書館長    中村公一君              学校給食                      久喜 眞君              センター所長              市民文化                      猪又勝則君              会館長              選挙管理                      田代季男君              委員会委員長              監査委員    藤原宏昭君              農業委員会                      小笠原文一君              会長--------------------------------------- 事務局職員出席者              事務局長    山崎秀樹              事務局次長   古澤茂樹              議事係長    山崎教史---------------------------------------                午後1時5分会議を開く ○議長平舘幸雄君) 本日の出席議員は25名で定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ただいまから平成18年6月釜石市議会定例会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。本日の議事は、お手元の議事日程第1号により進めます。---------------------------------------議長平舘幸雄君) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により議長において5番細田孝子君及び6番海老原正人君を指名いたします。---------------------------------------議長平舘幸雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から6月16日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長平舘幸雄君) 御異議なしと認めます。よって会期は12日間と決しました。 お諮りいたします。議事の都合により6月6日、7日、8日、9日及び12日の5日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長平舘幸雄君) 御異議なしと認めます。よって6月6日、7日、8日、9日及び12日の5日間は休会することに決しました。---------------------------------------議長平舘幸雄君) 日程第3、議長の報告であります。市長から今次定例会審議案件としてお手元に配付いたしましたとおり、報告第1号から報告第3号までの3件、議案第81号から議案第89号までの9件及び認定第1号の1件、合計13件の送付がありましたので、御報告をいたします。 また、資料として地方自治法第221条第3項の法人に係る経営状況説明書の提出があり、お手元に配付しておりますので、御報告をいたします。 次に、去る3月定例会において議決いたしました意見書3件につきましては、お手元の資料のとおり処理いたしておりますので、御報告いたします。 次に、3月定例会後の議長会等の動向及び議員の派遣結果につきましては、その概要を取りまとめ、お手元に配付いたしておりますので、ごらんを願います。 なお、全国市議会議長会第82回定期総会において、佐野金吾君が議員在職30年以上の特別表彰を、両川敏之君及び岩間勘二君が議員在職10年以上の一般表彰を、また、小職が評議員として感謝状を受けておりますので、御報告申し上げます。 以上で議長の報告を終わります。 次に、岩手沿岸南部広域環境組合議会の報告を両川敏之君にお願いいたします。両川敏之君、登壇を願います。 〔8番両川敏之君登壇〕 ◆8番(両川敏之君) 岩手沿岸南部広域環境組合議会取り組み状況を御報告いたします。 去る5月29日、岩手沿岸南部広域環境組合議会臨時会が1日の会期で開催されました。 組合設立後、初めての議会でありましたことから、組合議会の正・副議長選挙を行い、指名推選により、議長には大船渡市議会選出志田丈司さん、副議長には陸前高田市議会選出戸羽太さんが選ばれました。 管理者からは、広域のごみ処理施設建設に係る沿岸南部循環型社会形成推進地域計画が本年3月31日付で国から承認されたこと、また、交付金についても4月7日付で内示があったとの報告がありました。 そして、平成23年度の稼働開始に向け、最大限努力するとともに、循環型社会の構築の実現のため、組合議会を初め、国・県、構成市町並びに関係諸団体等の協力、連携を密にして、沿岸南部地域の住民の期待にこたえていくつもりであるとのごあいさつがありました。 付議事件といたしましては、議議案2件、議案34件、いずれも原案のとおり承認、可決されました。主な付議事件名及び審議結果は次のとおりでございます。 岩手沿岸南部広域環境組合収入役の選任に関し同意を求めることについては、釜石収入役桑畑喜一さんを選任することが承認されました。 また、組合監査委員の選任に関し同意を求めることについては、住田町議会選出大村文靖さんと大槌町監査委員佐藤稲満さんを選任することが承認されました。 議会費などの必要経費専決処分した組合予算及び循環型社会形成推進地域計画に基づく環境影響評価業務事業者選定業務などを計上した補正予算(第1号)につきましては、原案のとおり承認、可決されました。 以上で、岩手沿岸南部広域環境組合議会取り組み状況の報告を終わります。 ○議長平舘幸雄君) 次に、岩手県沿岸知的障害児施設組合議会の報告を佐藤一夫君にお願いいたします。佐藤一夫君、登壇を願います。 〔副議長佐藤一夫君登壇〕 ◆副議長佐藤一夫君) 去る3月24日に招集されました岩手県沿岸知的障害児施設組合議会定例会において審議された議案につきまして、その概要を御報告申し上げます。 本定例会は、宮古市役所6階大ホールにおいて開催され、会期は1日限り、付議事件は3件でございました。 まず、議案第1号平成18年度岩手県沿岸知的障害児施設組合一般会計予算についてでありますが、歳入歳出予算の総額は2億6370万円で、前年度対比0.6%の減となっております。関係市町村分担金については、総額で1億874万円で、これは前年度対比1.1%の減となっております。本予算は原案のとおり可決されております。 次に、議案第2号岩手市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び同組合規約の一部変更の協議に関する専決処分に関し承認を求めることについては、原案のとおり承認されております。 次に、発議案第1号平成18年度議員等行政視察についてでありますが、原案のとおり承認されております。 以上で報告を終わります。 ○議長平舘幸雄君) 以上で、議長の報告並びに諸般の報告を終わります。---------------------------------------議長平舘幸雄君) 日程第4、市長の報告であります。市長、登壇を願います。 〔市長小沢和夫君登壇〕 ◎市長(小沢和夫君) 平成18年6月釜石市議会定例会が開催されるに当たり、船舶による災害救助物資等緊急輸送協定の締結について、GPS波浪計の設置についての2点について報告させていただきます。 まず、当市と愛知県東海市及びトヨフジ海運株式会社との「船舶による災害救助に必要な物資等緊急輸送に関する協定」の締結について御報告をいたします。 平成15年2月、当市は東海市と災害時における相互応援に関する協定を締結し、いずれかの市が被災した場合、一方がその救援や復旧に支援していくこととしております。その後、昨年10月、東海市から、船舶による災害救助に必要な物資等緊急輸送に関する協定を締結したいとの提案がございました。 平成15年の国の地震調査研究推進本部長期評価によりますと、宮城県沖地震は、今後30年以内に99%、また、東海地方においても東南海地震は今後30年以内に60%程度の高い確率で発生すると予想されております。 また、当市は日本海溝千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法により、本年2月に防災対策推進地域に指定されました。これに先立ち、東海市においても、平成15年度に東南海南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法により防災対策推進地域に指定されております。 これら予想される大規模な地震により、大きな災害の発生が懸念される中、主要な交通網など、陸路の寸断により、両市ともに、被災地域への陸上輸送による救援が困難となる場合も想定されております。このことから、両市が速やかに、かつ確実に災害救助物資等を輸送するため、両市の特長である港湾を生かしつつ、海路を利用した物資等輸送手段を確保すべきとの判断に至り、来る6月30日、東海市において、東海市及びトヨフジ海運株式会社、当市の三者により、協定書の締結を行うことといたしました。 本協定では、さきに締結した相互応援協定に基づき災害救助物資等海上輸送する場合において、トヨフジ海運株式会社の所有する船舶を利用し、物資輸送ルートを確保することとしております。また、釜石公共埠頭に本年度完成する県内初耐震強化岸壁は、震災時の海上輸送の際にはその機能が有効に発揮されるものと考えております。 今回の東海市及びトヨフジ海運株式会社との協定の締結は、災害時の救難、復興に大きな効果を発揮するとともに、両市が友好都市として長年にわたり培ってきた友好関係をさらに強めるものと期待しております。 議員並びに市民の皆様には、防災対策へのさらなる御理解を賜りますようお願い申し上げます。 次に、GPS波浪計の設置についてですが、国土交通省港湾局は、災害から住民の命や財産を守るため、各種防災施設の整備や施策を展開する中で、沖合波浪観測網の構築を進めております。その一環として、観測装置であるGPS波浪計釜石沖へ設置されることになりました。 この沖合波浪観測網は、GPS波浪計の観測により得た波浪情報を沿岸の住民や地域の防災関係者へ的確に提供し、津波被害の減災につなげることを目的に、平成18年度から事業に着手されることとなっております。 新聞等でも報道されましたが、同観測網構築初年度事業として、東北地方では太平洋側釜石沖金華山沖の2カ所にGPS波浪計を設置するとのことであります。釜石沖では、沖合約20キロメートル、水深約200メートル程度の海域に設置を想定しており、さらに情報を受ける基地局の設置も市内を想定しているとのことでございます。 私はこれまで、津波災害による悲惨な歴史を繰り返さないため、津波対策の一環として、湾口防波堤早期完成公共埠頭岸壁耐震強化とともに、GPS波浪計の設置・整備について、国や県に対し、強く要望してきたところであります。幸いにもこの念願がかない、湾口防波堤の概成や耐震強化岸壁を含む公共埠頭拡張工事の完成が見え、さらには、GPS波浪計も設置していただくことになりました。これら施設整備重要性を認め、事業を推進していただきました国・県の関係者の皆様やこれまで一緒に働きかけていただいた関係各位の御支援、御協力に深く感謝申し上げます。 今回設置されるGPS波浪計は、わずかな海面の変化で波浪と津波を見分けることができるなど、非常に高い精度で波の高さを自動的に判別し、地震発生から短時間で津波の発生を感知する能力があるとのことでございます。現在、国土交通省では、当該海域を利用しております漁業者の皆様と設置場所について協議・調整を進めているところであり、関係者の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 第五次釜石総合計画後期基本計画では、4つの優先プロジェクトの一つとして、防災を取り上げたところであります。防災は、情報や施設・設備をいかに早く有効に生かすかが、かぎとなっておりますことから、市民との協働による防災意識の高揚を図ってまいります。これは地域の皆様との連携を強め、地域の防災を一緒に考え、さらに、災害発生前の自主避難の確立など、地域の持てる力を結集した災害に強いまちづくりを目指していこうとするものであります。 災害は、いつ・どこで・どのように発生するか予測は困難でありますが、日ごろの周到な備えと心がけで、その被害をできる限り減らすこともまた可能であります。このような考えのもと、的確な津波発生情報が得られるこの沖合波浪観測網の構築は、釜石市民はもちろんのこと、沿岸住民の大きな願いでもあり、国では平成19年度から試行運用平成20年度からの本格運用を予定しておりますので、沿岸自治体とも連携し、今後とも関係機関に対し、同観測網が早期に構築・運用されるようお願いしてまいりたいと存じます。 以上をもちまして、私からの報告とさせていただきます。 ○議長平舘幸雄君) 以上で、市長の報告は終わります。---------------------------------------議長平舘幸雄君) 日程第5、報告第1号平成17年度釜石一般会計繰越明許費の報告についてから、日程第17、議案第89号市道路線の認定に関し議決を求めることについてまで13件を一括議題といたします。 ただいま一括議題に供されました報告、議案及び認定について、順次当局の説明を求めます。 総務企画部長。 〔総務企画部長佐々木重雄君登壇〕 ◎総務企画部長佐々木重雄君) ただいま議題に供されました報告第1号平成17年度釜石一般会計繰越明許費の報告についてから、議案第89号市道路線の認定に関し議決を求めることについてまでの報告3件、議案9件、認定1件につきまして順次御説明申し上げます。 お手元に配付しております議案書の1ページをごらん願います。報告第1号平成17年度釜石一般会計繰越明許費の報告について御説明を申し上げます。 本件は、去る3月定例市議会に提案いたしました平成17年度一般会計補正予算(第9号)において、繰越明許費として計上した事業3件のうち、18年度への繰り越しを決定したものについて、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、議会に報告するものであります。 総務費土砂災害情報相互通報システム整備事業につきましては、端末設備仕様決定に不測の日数を要したことから年度内の完成が困難となり、事業費7146万円を、土木費の新青葉ビル建設事業につきましては、実施設計事業業者選考並びに施設入居者の退去に不測の日数を要したため、事業費1億1389万円を、それぞれ平成18年度に繰り越ししたものであります。 なお、農林水産業費の小白浜漁港関連道整備事業は、繰越明許費計上後の、事業主体である岩手県との調整により、繰り越しに至らなかったものでございます。 次に、3ページをごらん願います。報告第2号平成17年度釜石下水道事業特別会計繰越明許費の報告について御説明申し上げます。 本件は、平成17年度下水道事業特別会計補正予算(第4号)におきまして、繰越明許費として計上した事業について、平成18年度への繰り越しを決定したことから、地方自治法施行令第146条2項の規定により、議会に報告するものであります。 釜石公共下水道事業は、国の補正予算成立を受けて、18年度事業の前倒し執行を予定しましたが、工法の選択に不測の日数を要したため、事業費4億2900万円を18年度に繰り越ししたものでございます。 次に、5ページをごらん願います。報告第3号公用車による人身事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について御説明申し上げます。 本事件は、平成18年4月17日10時40分ごろ、釜石市の保有する公用車が、釜石市甲子町第10地割216番付近の国道283号を遠野市方面に向かって走行中、信号機のない横断歩道を渡ろうとしていた相手方と接触し、負傷させたものでございます。 この事故に係る損害賠償について、去る5月22日に、相手方であります上閉伊郡大槌町大槌第15地割91番地2の佐々木喜吉さんとの間で、市の損害賠償額26万3233円で示談が成立し、同日付で、地方自治法第180条第1項及び釜石市長専決条例第2条第2項の規定に基づき専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 議案書の7ページをごらん願います。議案第81号釜石中妻体育館条例について御説明申し上げます。 旧八雲小学校体育館は、旧中妻小学校との統合の際に、社会教育施設に転用し、当時の勤労者体育館にかわる体育施設として活用を図ることとしておりました。隣接地にある釜石中学校では、6月から学校開放を実施することとなりましたので、これにあわせて、当該体育館を健康増進やスポーツの振興を図るための釜石市中妻体育館として、指定管理者制度を導入し、新たに設置しようとするものでございます。 なお、施行期日は、平成18年10月1日としようとするものであります。 議案書の13ページをごらん願います。議案第82号釜石生活改善センター条例について御説明申し上げます。 この条例は、釜石市生活改善センターの管理について、直営で行おうとするもののほか、所要の改正を行おうとするもので、既存の釜石市生活改善センターの設置及び管理に関する条例の全部を改正しようとするものでございます。 なお、施行期日は、平成18年9月1日としようとするものであります。 議案書の17ページをごらん願います。議案第83号釜石漁村センター条例について御説明申し上げます。 この条例は、釜石市漁村センターの管理について、直営で行おうとするもののほか、所要の改正を行おうとするもので、既存の釜石市漁村センターの設置及び管理に関する条例の全部を改正しようとするものでございます。 なお、施行期日は、平成18年9月1日としようとするものでございます。 議案書の19ページをごらん願います。議案第84号釜石市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令及び地方税法施行規則等の一部を改正する省令が平成18年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。 主な改正内容といたしましては、国の三位一体改革の一環である3兆円規模の税源移譲の具体策として、個人の市民税につきまして、個人住民税所得割を累進税率から10%の比例税率に改正すること。税率10%の内訳は、県民税一律4%、市民税一律6%でございます。 この個人住民税所得割10%の比例税率の改正に伴い、所得税と個人住民税の人的控除の差額に基づく負担増を調整するため、税額控除として、新たな調整控除を創設すること。所得税のみにあった住宅借入金等特別税額控除について、平成11年から18年までに入居した者で、平成19年度分以降の所得税において、住宅借入金等特別税額控除があり、所得税で控除しきれなかった残額は、翌年度の個人住民税において、残額の相当分を税額控除することとしたこと。また、地震保険料の2分の1に相当する額を、上限2万5000円の範囲内で所得控除することでございます。 なお、比例税率の改正及び調整控除については、平成19年度分から適用、住宅借入金等特別税額控除及び地震保険料控除については、平成20年度分から適用となっております。 議案書の31ページをごらん願います。議案第85号釜石手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、平成18年3月27日から石綿による健康被害の救済に関する法律が施行されたことに伴い、石綿による健康被害の救済のための給付金の支給を受けようとする場合、必要な戸籍に関し、無料で証明することができるようにするものでございます。 なお、公布の日から施行いたしますが、平成18年3月27日にさかのぼって適用させようとするものでございます。 議案書の32ページをごらん願います。議案第86号釜石公共牧場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、釜石公共牧場の管理について、指定管理者制度を導入しようとするもののほか所要の改正を行おうとするものでございます。 釜石公共牧場については、現在、管理委託を行っておりますが、平成15年6月に公布された地方自治法の一部を改正する法律の規定により、管理委託制度は平成18年9月2日をもって終了することから、第1条において、管理委託制度に係る条項を削ろうとするもので、その施行期日を同年9月1日にしようとするものでございます。 また、第2条においては、指定管理者制度に係る規定を加えるほか、所要の改正を行おうとするもので、その施行期日を平成18年10月1日としようとするものでございますが、指定管理者の指定及びこれに関し必要なその他の行為は、当該施行前において行うことができるよう附則で規定をしております。 以上議案第81号から議案第86号までの条例6件につきましては、地方自治法第96条第1項第1号の規定により提案するものでございます。 次に、別冊となっております平成18年度補正予算書の1ページをごらん願います。議案第87号平成18年度釜石一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9900万円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ180億6900万円としようとするものでございます。 2ページ及び3ページをごらん願います。第1表歳入歳出予算補正におきまして、今次補正予算の主な内容を御説明申し上げます。 今次補正予算には、第4款衛生費において、県立釜石病院との統合後の市民病院建物の有効活用に向け、老朽施設・設備等の改修を行おうとする病院施設リニューアル事業を計上いたしましたほか、第7款商工費において、釜石よいさ20周年を記念して開催されるイベントを支援する三陸未来発信フェスティバル事業補助金、第10款教育費においては、登下校時などの児童・生徒の安全確保に向けた地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業、その他、当初予算編成後に県から委託された事業4件を計上いたしております。 これらの財源といたしまして、歳入に国県支出金、地域福祉基金繰入金など歳出充当特定財源を計上し、予算を編成したところでございます。 次に、補正予算書の5ページをごらん願います。議案第88号平成18年度釜石老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1954万4000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ50億5982万2000円としようとするもので、第1表歳入歳出予算補正の内容といたしましては、歳出に過年度の負担金等精算による償還金を計上し、歳入に国県負担金の増額と一般会計繰入金の調整を計上し、予算を編成いたしております。 なお、ただいま御説明申し上げました平成18年度補正予算の詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。 以上、議案第87号及び88号の補正予算2件につきましては、地方自治法第96条第1項第2号の規定により提案するものでございます。 次に、別冊となっております岩手県沿岸第二地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算書をごらん願います。認定第1号平成17年度岩手県沿岸第二地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。 岩手県沿岸第二地域視聴覚教育協議会が平成17年9月30日をもって解散したことに伴い、当該協議会規約第24条第2項の規定により、平成17年度岩手県沿岸第二地域視聴覚教育協議会会計歳入歳出決算を議会の認定に付すものでございます。 決算書の1ページから3ページまでをごらん願います。同協議会の平成17年度の予算総額は59万6000円、これに対する決算額は、収入済額59万9258円、支出済額11万3383円で、歳入歳出差引残額は48万5875円となりました。 次に、決算書の9ページをごらん願います。歳入歳出差引残額の48万5875円は、協議会廃止に伴う精算金として、構成団体のそれぞれの負担金割合に応じて配分しております。 次に、議案書の37ページをごらん願います。議案第89号市道路線の認定に関し議決を求めることについて御説明申し上げます。 今回、認定しようとする唐丹84号線と小白浜本郷線の2路線は、本郷バイパス整備事業及び小白浜漁港関連道整備事業の一環として整備される路線でありますことから、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長平舘幸雄君) 以上をもって当局の説明は終わりました。 お諮りいたします。報告第1号から報告第3号の3件と議案第81号から議案第89号までの9件及び認定第1号の1件、合計13件は、来る6月16日の本会議において審議することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長平舘幸雄君) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。---------------------------------------議長平舘幸雄君) 日程第18、請願1件、陳情4件を議題といたします。 6月1日までに受理いたしました請願、陳情は、お手元の各文書表のとおりであります。請願1件は、文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。請願・陳情番号、件名等を職員をして朗読をさせます。 〔事務局職員朗読〕  請願第1号 地域医療の充実を求める請願           民生常任委員会  陳情第1号 保険証1枚で安心して医療を受けられることを求める要望   報告  陳情第2号 最低保障年金制度創設についての要請書           報告  陳情第3号 県道35号釜石・遠野線<笛吹峠>路肩決壊への対応について  報告  陳情第4号 私学教育を充実・発展させるための陳情書          報告 ○議長平舘幸雄君) ただいま所管の常任委員会に付託いたしました請願は、来る6月16日の本会議において、審査の経過並びに結果の報告を願います。---------------------------------------
    議長平舘幸雄君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。                午後1時44分散会                          釜石市議会議長 平舘幸雄                          釜石市議会議員 細田孝子                          釜石市議会議員 海老原正人...